きょう9月8日は、戸田城聖第2代会長が核兵器を、”絶対悪”と断じた「原水爆禁止宣言」発表から50周年。
1957年(昭和32年)のこの日、戸田会長の”師子吼”が、台風一過の大晴天の横浜・三ツ沢公園陸上競技場に轟いた。
「われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。その権利をおびやかすものは、これ魔物であり、サタンであり、怪物であります」
青年への”遺訓の第一”とした核廃絶の大宣言こそ、世界190カ国・地域に平和の大連帯を広げた池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の不滅の原点である。
南米ブラジルでは1日(現地時間)、核兵器の廃絶をテーマにした学生会議を、リオデジャネイロ文化会館で開催した。
原水爆禁止宣言50周年を記念した会議では、ブラジル歴史地理院のアルノ・ウェリング総裁、著名な天文学者である同院のロナウド・モウラン博士が基調講演した。
SGI会長は2005年、同院の「名誉外国会員」に就任している。
モウラン博士との対談「天文学と仏法を語る」は月刊誌「第三文明」で好評連載中である。
会議で、ウェリング総裁は「技術革新は、つねに善と悪の二面性を具えてきました。とくに核の技術は、人類の生存権をも脅かす存在となっています」と指摘。
「ゆえに、肝心なことは、技術を人類の幸福のためにコントロールする知恵をみにつけることです。その意味から、戸田会長の宣言を受け継ぎ、池田SGI会長が世界に広げた”人類を変革する崇高なる平和思想”を深く学んでいく必要があるのです」と力説した。
モウラン博士は、若き平和の建設者に訴えた。
「技術を使う人間自身の内奥を変革していかなければなりません。その鍵は、戸田会長と池田会長の平和思想にあるのです。対話によって暴力は根絶できる--私は強く確信しています」
(2007年9月8日聖教新聞掲載)
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