戸田第2代会長の「原水爆禁止宣言」50周年を記念し、横浜で行われた「SGI世界平和会議」(8日、神奈川文化会館)は、世界の池田門下生が核廃絶へ決起する集いとなった。会議で採択された「SGI世界青年平和宣言」などを紹介する。
創価学会第2代会長・戸田城聖先生による歴史的な「原水爆禁止宣言」が、ここ横浜の地で師子吼されてより50星霜。
「世界の絶対的尊厳」に基づく、この偉大な平和思想は、恩師・戸田先生の一切を受け継いだSGI会長・池田先生の、文明間を結ぶ54ヵ国・地域に及ぶ海外訪問、1600回を超える識者との対話、「SGIの日」記念提言をはじめ数々の具体的な提言などを通して、今や、全世界に広がりました。
私たちSGI青年部は、池田先生直結の後継者である誇りと責任を胸に、師匠の平和思想と行動を永遠に広めゆくことを誓い合い、ここに「SGI世界平和宣言」を採択します。
一、私たちSGI青年部は、「生命を第一の宝」と説く仏法思想を高く掲げ、互いに深く団結し、すべての戦争・暴力に断固、反対するとともに、核兵器をはじめ、あらゆる非人道的な兵器の廃絶を目指し、「地球平和」の実現のために先駆する。
一、私たちSGI青年部は、「あらゆる生命に尊厳を見いだす」仏法思想の実践者として、一人の人間に秘められた無限の可能性を信じ抜き、自らを人間革命していく努力を生涯、貫くとともに、すべての者の人権を尊重する行動を通して、自然環境との調和を含めた「平和の文化」の創造に全力を尽くす。
一、私たちSGI青年部は、「他者との対話を尊重し」「積極的に社会の問題にかかわっていく」日蓮仏法の精神に基づき、他の思想・宗教の人々とも対話しつつ、人類が抱える諸問題と真摯に向き合い「すべての民衆の幸福」を勝ち取るため、着実に、また粘り強く地球的問題の解決に取り組んでいく。
(2007年9月9日聖教新聞掲載)
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