戸田先生は、折々に、こう教えてくださった。
「人生の本当の偉さというものは、どこにあるのか。
それは一つは、若いときに決めた希望、信念というものを、一生涯貫いていく。もう一つは、一生涯、若々しい情熱を持ちきっていけるかどうかである」
「年齢には三つある。肉体的な年齢、精神的な年齢、生まれてから数えている年齢である。
たとえ肉体は老いても、生命力は強く、若々しくなければ駄目だ」
満々たる勇気と情熱を燃やして、わが信念の道を、生涯、「青年の心」で歩み抜くことだ。
先生は、こうも語られた。
「信心の深さが変わらなければ、生活は変わらない。信心が深ければ、生活は一変する。運命の転換ができるのである」
”信心の深さ”が”人生の深さ””人間の深さ”を決める。一切は、一念で決まるのだ。
「人生に悩みというものがなかったら、人生ではない。その悩みが悩みでなくなってくるところが、菩提である」
悩みや迷いや苦しみは、だれでも、あるものだ。それを「煩悩即菩提」とし、「変毒為薬」していく。これが妙法の醍醐味ではないか。
さらに先生は叫ばれた。
「大目的観を持て!人生最高の大目的観を持て!そうすれば、生も喜びであり、また死も喜びである」
広宣流布の大目的に生き抜く人生は「生も歓喜」「死も歓喜」の大境涯を開いていくのである。
山梨最高協議会での名誉会長のスピーチ㊦
(2007年9月21日聖教新聞掲載)
沒有留言:
發佈留言