何度も拝してきた有名な御聖訓に「謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決せしものなり」(御書183㌻)--幕を張った中で作戦を練り、千里離れた戦場の勝利を、その場で決したのである--と仰せである。
戸田先生は、この御文を拝しつつ、こう言われた。
「どこにあっても常在戦場のつもりで、民衆のために戦おうではないか!」
ご逝去の直前であった。火を吐くような一言一言を忘れることはできない。
わが人生は、どこまでいっても戸田先生しかない。先生が師匠であるからだ。
先生から託された創価学会を、どう発展させるか。先生の偉大さを、どう世界に宣揚するか。
そのために私は生きてきた。
「常在戦場」の気迫。
「ただ民衆のため」という無私の精神。
この戸田先生のご指導のままに、一つ一つの研修にも、真剣勝負で臨んでまいりたい。
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リーダーが生き生きと学び、古き自分を打ち破りながら、新鮮な息吹で前進していくなかに、組織の新たな飛躍もあるのだ。
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有名なイギリスの桂冠詩人テニソンも謳った。
「努力の歩みをとどめ、挑戦をとどめてしまうことは、なんとつまらないことか!
わが人生を磨きもせずに錆びつかせ、戦いもせずに光を失ってしまうことは、なんとつまらないことか!」
きょうも、ともに学び、人間革命の歩みを進めよう!
---西日本・教育本部・学術部合同研修会での名誉会長のスピーチ
(2007年8月27日聖教新聞に掲載された)
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