病気がちの身であった富木尼御前に、大聖人は、こう仰せである。
「それにつけても、命は鶴亀のように、幸福は月の満ち、潮の満ちるようにと、法華経に祈っています」(同㌻、通解)
門下一人一人の状況に深く心を砕き、その幸福を願われる大聖人の深い御心が伝わってくる。
わが同志が一人ももれなく、天月子が満ち、冴えわたっていくように、福徳の光を増していかれることを、私は祈ってやまない。
「一家和楽」の信心である。「幸福をつかむ」信心である。
「難を乗り越える」信心である。
そして、「健康長寿」の信心であり、「絶対勝利」の信心である。
この妙法を持ち、広宣流布に生き抜くならば、必ず幸福になる。最高に充実した、所願満足の境涯を築いていけるのである。
御書には「一は万が母」(498㌻)とある。
すべては、一人との出会いから始まる。一人を大切にすることが、万人への広がりに通じる。
SGI(創価学会インタナショナル)の連帯が世界190カ国・地域へ広がったのも、婦人部の皆様方が、来る日も来る日も私と同じ心で、勇敢に誠実に、また忍耐強く、一人一人との対話に徹し抜いてくださったからである。
―婦人部最高協議会での名誉会長のスピーチ㊤引用
(2007年11月27日聖教新聞掲載)
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